自転車の赤切符

今日11月8日(火)は、皆既月食と天王星食がありました。
東京は天気も良かったので、月がだんだんと赤黒くなっていく様子がよく見えました。
残念ながら、私は目が良くないので天王星が隠れるところは見えませんでしたが、こういうときのために双眼鏡を買っておこうかなと思います。
ちなみに、皆既食中に惑星食が起きるのはなんと442年ぶりだそうで、442年前というと本能寺の変の2年前(1580年)なので、もしかしたら織田信長などの戦国武将も見たかもしれないと思うと、なんだかワクワクしますね。惑星食だけに・・・

ところで、警視庁は先月中旬に、自転車による交通違反の取り締まりを強化し、これまでは警告のみだった違反にも赤切符(告知票)を交付する方針であると発表しました。
特に取り締まりを強化する行為として、「信号無視」、「一時不停止」、「右側通行」、「徐行せず歩道を走行」の四つを挙げています。
近年、交通事故のうち自転車が一方または双方当事者であったものの件数の割合は年々増加しており、警視庁のホームページによれば2016年には32.1パーセントだったものが2021年には43.6パーセントにまで増加しています。
この自転車事故の増加は、ここ最近のデリバリーサービス普及と、それに伴う自転車利用の増加が要因の一つと考えられます。
自動車で速度超過などの際に交付される青切符(交通反則告知書)は反則金を支払えば刑事罰が課されないのに対し、赤切符は裁判が行われ、判決内容によって罰金刑や懲役刑となる、非常に重いものです。
自転車は免許もいらず非常に身近な乗り物ですが、利用する際は交通ルールを遵守していただきたいと思います。