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弁護士による過払い金返還請求@池袋

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過払い金の計算方法

  • 文責:所長 弁護士 田中浩登
  • 最終更新日:2021年7月14日

1 過払い金の計算方法

過払い金とは、簡単にいうと、借主が貸金業者等の貸主に返済しすぎたお金です。

利息制限法に定める上限利率を超える高い利率でお金を借りていた場合に、利息が払いすぎになっていることがあり、この払いすぎた分が過払い金です。

過払い金があるかどうかを確認するには、利息の引き直し計算をする必要があります。

利息の引き直し計算とは、大まかにいうと、消費者金融等の債権者との契約上の利息を、利息制限法の上限利息で再計算をすることをいいます。

消費者金融等の債権者との契約上の利息を約定利息といい、利息制限法の上限利息を法定利息といいます。

過払い金の計算ツールはネット上でも見つけることができますが、取引の経過が複雑な場合は専門の弁護士に確認してもらう方がよいでしょう。

2 過払い金の計算方法は利息の引き直し計算と同じ

過払い金の計算は、取引開始時点まで遡って、本来支払うべき利息制限法上の利息で再計算し、法定金利で支払った場合の金額と、実際に債権者に支払った金額を比較します。

そのためには、債権者から取引履歴を取得する必要があります。

貸金業法では、債務者から請求があった場合には、原則として、貸金業者は取引履歴の開示をすることを義務付けています。

3 借金を完済しているか残金があるかを取引履歴で確認すべき

過払い金を請求するには、まず取引履歴を確認して引き直し計算をする必要があります。

また、借金を完済した後に過払い金返還請求を行う場合には、ブラックリストに登録されることはありませんが、今も債務が残っている業者に対して行う場合、信用情報機関に事故情報が登録されてしまう可能性があることです(いわゆるブラックリストに載るということになります。)。

ブラックリストに登録されると新規の借入れやクレジットカードの作成ができなくなるなど、様々なデメリットが生じます。

そのため、取引履歴を取得して、債務額よりも過払い金の方が多いことが明らかであることを確認してから、業者に請求するのがよいでしょう。

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