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弁護士法人心 池袋法律事務所

借金が返済できない場合の対応方法

  • 文責:所長 弁護士 田中浩登
  • 最終更新日:2025年6月16日

1 借金の問題は誰に相談すべきなのか

返済の継続が厳しい場合は、収支の状況を見直し、無駄な出費を抑えることで返済に充てる金額を増やすことができるかもしれません。

完済の目途が立たず自力での返済が困難な状況に陥っている場合や、滞納が続いているような場合は、債務整理が選択肢として挙げられます。

債務整理の相談先としては、弁護士と司法書士が考えられます。

債務整理に関する弁護士と司法書士の権限の違いについては、こちらをご覧ください。

以下では、弁護士に借金の問題について相談した場合についてご説明いたします。

2 弁護士に借金の問題について相談するとどうなるか

弁護士に相談すると、まず債務の状況や収入の状況、保有している資産の有無等を確認されるかと思います。

これらの状況を踏まえて、弁護士から、どういった手段で借金を整理するのがベストなのかという提案が示されることになります。

借金の整理、いわゆる債務整理の手段としては、任意整理、個人再生、自己破産といったものがあります。

相談者の方の置かれた状況を踏まえて、どの手段が適切であるのか、その手段をとったときにどのような結果になるのか等について弁護士からの説明を聞き、最終的には、ご自身の希望も考慮しつつ、とり得る手段の中から今後の対応を決定していくことになるかと思います。

3 債務整理の手段について

それではここで、債務整理の手段について、それぞれ簡単にご説明します。

⑴ 任意整理

任意整理は、裁判所を通さずに各債権者と今後の返済方法について交渉する手続きです。

メリットとしては、ご家族などに秘密で手続きを行うことができる可能性が高い点や、以後の月々の返済額を抑えられ、和解後の利息の発生を抑えることができるという点が挙げられます。

⑵ 個人再生

個人再生は、借金自体を大幅に減らし、減らした金額を3~5年で返済していくという手続きになります。

参考リンク:裁判所・個人再生手続とは、どのような手続ですか。

メリットは、借金が大幅に減るというのはもちろんですが、自己破産と違って財産を残したまま手続きを行うことができるという点が大きなポイントです。

⑶ 自己破産

自己破産は、免責が認められることにより、残っている借金の返済義務が免除されるという最も強力な手続きです。

メリットは、破産後に借金を返済する義務がなくなるということに尽きると思います。

4 まずは弁護士にご相談ください

どの債務整理の手続きを選ぶのが良いのかについて、ご自身で判断することは、必ずしも容易ではありません。

借金が返済できないという状況に陥ったら、お早めに弁護士に相談して、とり得る対応方法を検討することをおすすめします。

なぜなら、借金返済の問題を抱えたまま、問題の解決を先送りにすることには、様々なリスクがあるためです。

借金を抱えたままではどうなるのかについてまとめておりますので、参考にご覧ください。

借金の問題解決を得意とする弁護士であれば、個々の状況に見合った対応方法について提案してくれることが期待できます。

当法人には、借金の問題を多く扱い、債務整理を得意とする弁護士がおりますので、どのような手段が取り得るのか、どのように対応すべきか等についてご提案をさせていただきます。

借金の返済ができずにお困りの方は、まずはご相談ください。

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